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December 04, 2007

NHKスペシャル「若き技能エリート達の戦い」

今日、NHKで放映された番組、NHKスペシャル「若き技能エリート達の戦い」を見た。世界の若き“巧み”がその技を競う、「技能五輪」。かつては日本の独壇場であったが、最近は高齢化と工場の海外移転などの影響で、その王座の地位は過去のものだ。

さあ、今年は?日本の技術者の将来はどうなるのか?それを追ったドキュメンタリーである。昨日書いた諏訪田製作所も“巧み”のひとりだろうが、日本全体のレベルはどうなっているのかという点では、偶然とはいえ、興味を深く持って番組を見た。

詳細は、5日の再放送をご覧いただくのが一番だが、私の記憶に鮮明に残った若き巧みを育てる先輩技能者の言葉だ。製造現場にも、こういう思想が根底に流れていたのか、なるほど現場には、これこそが大事なのだと思わせる珠玉の言葉のように思えた。正確には記憶していないが、こんな感じの言葉だった。

「(若き技能者に向かって)今の方法では、難しいことは明らかだな。ここがめくれてしまう。これでは求められる精度と基準を満たしていない。」でも彼はその先にある答えを言わない。若い技能者のいない場所でのコメントが真実を言い当てているように思う。「彼に私の考えを教えてもダメなんですね。自分で考えないとダメです。自分達もそうさせられてきました。日本にはそういう“考える場”がたくさんあったんです。自分で考えるから、いいんです。」

こんな言葉であったように思う。私の携わる営業の現場でも、若い営業マンが考えることを大事にする。店頭の現場でも、どうすればお客さまが喜んでいただけるのか、この答えは店ごとに違います。その場で、ひとつの答えを聞いてもダメなんだね。

優れた技能は単に先輩が教えるということではなかった。「自分で考える」ことが大事だという普遍がそこにもあった。ここでもやはり「正解より回答」なんだ!

番組HPはこちら⇒http://www.nhk.or.jp/special/onair/071203.html

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