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January 08, 2006

ソフトバンクの大学

今日の日経新聞(06年1月8日)「私がみるニッポンの力6」という記事で、ソフトバンク孫正義社長のインタビュー記事が出ている。日本はあくまでGDP成長率3%、出生率2.1という高い目標を目指すべきだとし、その中心産業にハイテク、バイオ、金融産業をあげる。さらには、それを支える教育改革の重要性に触れる。

-それで福岡市に大学をつくるのですか(インタビュアー)
 「口で言っているだけではダメだから、ささやかながら自ら一歩を踏み出す。詳細は検討中だ。」

ということで、今度は1月3日の読売新聞から、ソフトバンクが計画している「サイバー大学」の報道を確認してみる。以下がその記事内容である。
                   
(2006年1月3日3時3分 読売新聞)
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福岡市が、インターネットで講義を行う「サイバー大学」を同市東区の人工島(アイランドシティ)に開校するため、国と事前協議を始めていることが2日、わかった。

 ソフトバンクグループなどが中心となって運営する株式会社立大学で、2007年4月の開校を目指している。昨年から文部科学省などと協議を行っており、大学設置に必要な特例措置の認定を受けるため、早ければ今月中にも構造改革特区の申請を行う。

 市によると、100%インターネットで講義などを行う株式会社立大学は、実現すれば、全国で初めてという。

 福岡市などが進めている構想によると、大学を運営する学校設置会社は、ソフトバンクの関連会社や地場企業などが出資して設立。大学は07年4月に入居可能となる人工島のビルに置き、100%インターネットで講義を行う。一定期間、大学に通うスクーリングを受けなくても大学卒業の資格を得られる形を目指している。

 詳しいカリキュラムなどは今後検討していくが、当初は観光学部を設置し、観光学科や世界遺産学科、デジタルアーカイブ学科、デジタルコンテンツ学科の1学部4学科とする案などが浮上している。将来的には5学部程度の設置を目指すという。
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孫正義さんは、佐賀県の出身である。佐賀県といえば、幕末から明治初期に江藤新平・大隅重信・副島種臣などの多くの逸材を輩出したことで有名。「孫さんが大学をつくるのなら、やはりデジタルでしょ!サイバーでしょ!」となるのだろうが、小手先の知識や技術をもった人材を多く作るだけなら、その方法でも構わないだろうが、もし日本を支える、その産業をリードする人材を育てるとなると「100%インターネットで講義を行う」ややり方で本当にいいんでしょうかね。

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